大阪市立田辺中学校「全裸ランニング」事件

大阪市東住吉区の大阪市立田辺中学校でサッカー部顧問を務めていた男性教諭(2005年当時46歳)は、2005年の夏休み中のクラブ活動指導で、ペナルティ・キック(PK)の練習の際「プレッシャーの中でPKを決める」と称して「PKを外したものは全裸でグラウンドをランニングさせる」と発言した。教諭は実際に、PKを外した生徒5-6人に対して全裸でのランニングを強要した。

保護者が学校に抗議して教諭は謝罪したというが、校長は事実関係を把握していながら「全裸ランニングは許されないが、サッカー部の顧問が不在になるおそれがある」などとして大阪市教委への報告を怠っていた。教諭は事件後も2007年まで引き続きサッカー部顧問を務めていた。

事件は約2年後の2007年6月に、マスコミ報道されたことで発覚した。大阪市教育委員会は事実関係の調査をおこない、2007年9月13日付で該当教諭を停職2ヶ月の懲戒処分にした。また校長も文書訓告処分となった。

教諭は処分期間満了後の2007年11月から、再び田辺中学校の教諭として復帰した。サッカー部顧問から外れて、2年生の国語の授業を担当していた。

教諭は復帰から約2ヶ月後の2008年1月17日早朝5時55分頃、自宅近くの大阪市住吉区帝塚山中5丁目付近の南海高野線踏切で、電車に飛び込み自殺した。自殺と全裸ランニング強要事件との因果関係は不明だが、複数の新聞報道によると「この教諭は、同僚教諭との人間関係や保護者への対応に悩んでいた」と報じられている。


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