浦安市養護学級わいせつ訴訟:市が控訴

 千葉県浦安市立高洲小学校で養護学級を担任していた元教諭(依願退職)から暴力やわいせつ行為を受けたとして、当時同校養護学級に在籍していた知的障害のある女性(現在16歳)と両親が元教諭と浦安市・千葉県を相手取って訴えていた民事訴訟で、浦安市は2009年1月5日、原告側の主張を一部認めた一審千葉地裁判決(2008年12月24日)を不服として東京高裁に控訴しました。


 浦安市は、地裁判決で元教諭のわいせつ行為や暴力行為が一部認められたことを「事実誤認」と主張しているということです。
 さて、被害の認定範囲として不満が残るという意味で原告側が控訴するのならば分からなくもないですが、不十分ながら事実認定されたことすら不服として被告側が控訴するとはどういうことなのでしょうか。ごく一部認定された事実関係すら完全に葬り去ろうとしていることを狙っているとしか解釈のしようがないでしょう。
 こうなれば、二審判決で被害の事実関係がもっと踏み込んで認定されることを願うのみです。