いじめ報復:いじめ加害者の名前使った脅迫状送付

 小中学校の同級生や卒業した小学校に対し「殺す」などと脅迫状を送付したとして、警視庁捜査1課は11月22日、大学生の男性容疑者(24)を脅迫容疑で逮捕したということです。


 容疑者は中学生時代いじめられていて、その報復のためにいじめ加害者名義で脅迫状を送付したということです。容疑者はいじめられた恨みが忘れられなかったとして、いじめ加害者を「学校脅迫で犯人扱いさせて困惑させ、徹底的に痛めつけようと思った(『スポーツ報知』2008/11/23)」としているとのことです。
 いじめ報復事件はこれまでにも時々発生していますが、またいじめ報復事件が起こったかと思うと、悲しくなります。
 もちろん容疑者の行為を肯定するわけにはいきませんが、「いじめ被害による心の痛み」という意味では理解できなくもないと思うと複雑です。いじめ被害による心の痛みは決して一過性のものではなく、長期にわたって深い傷を残すということを示す事件です。こういういじめ報復事件を未然に防ぐには、いじめ事件そのものを未然に防ぐしかありません。