東京都立日本橋高校で入試結果改ざん、不正に不合格

 東京都立日本橋高校(東京都中央区)で2006年、受験生2人が合格圏内に達していたにもかかわらず、調査書等の点数を改ざんして不合格にさせていたことが分かりました。


 報道によると、被害にあった受験生は2005年度に「暴力事件」などを理由に退学し、2006年度に再受験したということです。学力テスト・調査書(いわゆる内申書)・自己PRカードの合計で合否を判定しますが、自己PRカードの元の点数60点を0点に改ざんし、また調査書の項目をすべて最低ランクの「1」と読み替えて合否判定をおこなって不合格にしたということです。
 改ざんは当時の校長が「生活指導上の問題再発を心配」して指示したということです。
 退学の理由となった「暴力事件」については、事件の詳細も明らかではありませんし、事件の詳細に関わりなく入試判定には関係ありません。
 少なくとも入試判定基準を意図的に無視し、入試に全く関係のないものを持ち出して成績改ざんをおこなったということは、許されることではありません。先日発覚した神奈川県立神田高校の不適正入試問題にも通じるところがありますが、恣意的な判断で入試の公正性を害したことだけが問題です。