児童養護施設での暴力「負の連鎖」も

 東京都内の児童養護施設59ヶ所を対象とした調査(2007年10月時点)で、入所児童間の身体的暴力が1週間あたり99件発生していたことが分かりました。


 単純計算すると、東京都内の児童養護施設で生活する児童約3000人に対して、年間6400件前後の暴力事件が発生していることになります。また6割の児童が、週に1回以上の暴力を受けていることも分かっています。
 調査担当者は、この数値はあくまでも発覚したものだけで、これが暴力のすべてではないという見解を示しているということです。また入所児童も入所前に虐待された経験があるなど、暴力に対するハードルが低くなっていることも指摘されています。
 暴力被害を受けた経験があるものが加害者側に回る「負の連鎖」が見事に現れてしまっています。「負の連鎖」は徹底的に断ち切っていかなければなりません。
(参考)
◎児童養護施設の子どもの暴力、1週間99件 都内を調査(『asahi.com』2008/11/20)