ごねれば処分軽減?今度は横浜市立中学校

 横浜市人事委員会は11月14日までに、修学旅行引率中の飲酒で減給処分を受けた市立中学校の男性教諭(56)について、当初の減給処分を取り消し、戒告処分に修正することを決めました。


 事件は2005年、横浜市立山田中学校の当時の校長と教諭3人の計4人が修学旅行引率中に飲酒したとして処分を受けたものです。他の3人については不服申立をせずに処分が確定しましたが、この教諭は処分に不服申立をおこなっていたということです。
 この教諭自身も飲酒の事実関係自体は認めているということです。人事委員会は、修学旅行引率中の飲酒の事実関係はそのままながらも、「実害はない」などとして処分を修正しました。
 「処分対象となった事実関係を認めながらも、居直って不服申立をすることで、処分を軽減させる」という手法をとる問題教師は、近年全国各地で目立っています。ごねれば処分が変化するというのもおかしな話です。
 以前には、学校外の痴漢行為で処分されながらも軽減されたケース(東京都)、飲酒運転で懲戒免職になりながらも停職処分に変更されて復職したケース(大阪府)などもありました。
 もっと悪質なケースだと、生徒に悪質な暴力をふるって懲戒免職になりながら、行政対象暴力まがいの抗議を加えて停職6ヶ月へ修正させた、北九州市の中学校教師(現・北九州市立菅生中学校勤務)・林壮一郎などという輩もいました。また兵庫県西宮市立高校では、部活動指導中にセクハラ行為をおこなった教諭が懲戒免職になりましたが、不服申立でごねた結果停職6ヶ月へと修正されて復職した者がいました。
 事実関係自体に誤りがあるのならまだしも、処分対象となった事実を認めながら「何が悪い?」といわんばかりの居直り方をすることは最悪です。今回は生徒に危害を加えたケースではないからまだましだといえるのかもしれませんが、こういう汚い思考回路の者がよく子どもの前に立てるものです。
 また面倒になったのかもしれませんが、人事委員会も事なかれ主義的にこういう身勝手な訴えを認めるのもおかしなことです。