東京都立高校生徒自殺、背景にいじめか

 東京都立高校1年だった男子生徒が2015年9月、JR中央線大月駅(山梨県大月市)で列車にはねられて死亡した事故について、この生徒が学校でいじめを受けていた疑いが指摘され、いじめと自殺に因果関係がある可能性があるとして、東京都教育委員会が調査をおこなう方針を決めたことが、1月22日に明らかになった。

 生徒は2015年9月27日午後4時33分頃、大月駅下りホームから線路に降り、駅に進入中の特急列車「かいじ113号」にはねられて死亡した。

 保護者は「生徒はいじめを受けていた」と指摘した。学校が全校生徒へのアンケートや、同級生や同じ部活動だった生徒には聴き取りなどをおこなっていた。学校側の調査内容を受け、都教委はさらなる調査が必要と判断し、学識経験者や専門家などからなる委員会を設置して調査する方針を固めた。

 一方で、生徒の母親は1月25日に記者会見を予定している。

 現時点の報道の内容だけでは詳細なことはわからないものの、慎重かつていねいな調査をおこなうことで、事実関係が明らかにされることを願うものである。

(参考)
◎東京都教委 いじめ自殺の可能性で調査…高1死亡(毎日新聞 2016/1/23)
◎いじめ原因か、男子生徒自殺 母親が会見へ(日本テレビ 2016/1/23)