給付制奨学金制度創設求める国会質問

 1月21日の参議院決算委員会で、田村智子参議院議員(日本共産党)が大学の高学費や奨学金の問題を取り上げた。

 田村氏は大学の学費について、アルバイトに追われて勉強時間がとれない学生の実態を具体的に指摘するなどして、「自浄能力の限界を超えている」と指摘した。日本の高等教育の学費は世界各国と比較しても高授業料・低補助、公的な給付制奨学金制度もないとして、給付制奨学金制度の創設を求めた。

 馳浩文科相や安倍晋三首相は、奨学金や授業料減免の充実を図る、給付制奨学金制度については「検討する」「政策の選択肢を取らないわけではない」などとする答弁を繰り返した。

 政府側の答弁は、一般的・抽象的な答弁に終始し、導入に向けて具体的には踏み込んでいない印象を受けた。

 抽象論を繰り返すだけではどうしようもない状況になっている。学生の実例、また奨学金返済に苦しむ卒業生の実例をしっかりと直視し、一日も早く具体的な対策を取っていくことこそ重要なのではないか。

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