全国学力テスト照合用資料紛失:大阪の中学校

 2007年度に実施された全国学力テストについて、大阪市立我孫子南中学校(住吉区)で答案用紙の照合用資料を紛失し、受験時の席順や普段の成績から解答者を特定して成績返却をおこなっていたことが分かりました。

 2007年10月に紛失に気付きましたが、1年近くたった2008年9月になって報道されています。

 全国学力テストでは、外部業者に採点を委託するという点から、答案番号で採点を管理し、生徒の氏名は業者に漏れないようにしていたということです。生徒氏名と答案番号との照合用資料を学校で保管していましたが、それが紛失したということです。

 これは学校側の管理が悪かったとか、そういうレベルの話ではありません。元をたどれば、全国学力テストのあり方自体に問題があるから、こういう事故が発生したのだといえます。外部業者に採点を委託することで個人情報保護の問題が指摘されました。そのことに対する「とってつけたような」対策として、学校現場の事務処理が煩雑化し、その結果事故につながったといえます。

スポンサードリンク