仮設校舎にクーラー設置:暑さで体調不良訴え相次いだこと受け

 校舎建て替え工事のために仮設校舎で授業をおこなっている沖縄県立沖縄工業高校(那覇市)で、校舎の暑さ対策が不十分なために多数の生徒・教職員が熱中症のような症状で体調を崩すなどの例が相次いだ問題で、同校では2学期から仮設校舎にクーラーが設置されました。

 この問題については7月上旬の時点でも報道されていました。仮設教室内の温度が常時35度以上になり、暑さで気分が悪くなる生徒・教職員が連日現れるなどの事態になっていました。また暑さのための弁当が腐るなどの事例も発生していました。

 沖縄県は応急対策をしたものの効果は薄かったということです。クーラー設置を求める声が出ていたものの、県は当初は「予算の関係」として消極的でした。

 しかし切実な現状を受け、2学期開始と同時にクーラーが稼働できるように工事を進める方向へ転換したということです。当初は困難とみられていたにもかかわらずクーラー設置が実現し、学習条件が大きく前進したことは喜ばしいことです。

 同時に、今回の問題を詳しく分析し、今後同種の問題を未然に防ぐ教訓を引き出すことも同時に求められています。