担任児童のことを占い師に相談:秋田の小学校

 秋田県男鹿市立小学校で特別支援学級を担任していた男性教諭(40)が、担任クラスの児童の氏名や障害の程度などをあげて占い師に相談していたことが分かりました。

 教諭は「児童の障害がよくなればと思って相談した」としています。教諭が占いの結果を保護者に伝えたことで、保護者が不審に思って学校に相談して事態が発覚しました。
 教育委員会の見解や報道の論調としては、個人情報を無断で伝えたという点に重点がおかれているようです。児童の個人情報を無断で部外者に伝えたのは、確かに問題でしょう。
 別の角度から見れば、そもそもの問題として、なぜ占い師に相談するのかという疑問があります。相談が必要ならば、医師や特別支援教育を専門とする研究者など、ほかに相談すべき専門家がいます。本来ならば学校を通じて、そういう専門家の援助を仰ぐべきでした。しかし、そういう科学的な専門知識に裏打ちされていない、全く別の体系である占いに頼るというのもおかしな話です。