給食費滞納、教職員の私費で穴埋め:大阪・池田市

 大阪府池田市立小学校8校で、給食費や修学旅行費などの滞納を校長や教職員らの私費で立て替えて穴埋めしていたことが、池田市教委の調査で分かりました。

 調査によると、滞納分は保護者らに督促しているものの、業者への支払期限に間に合わなかった際に私費で埋め合わせていたということです。教職員の親睦会会費を穴埋め資金として使用したケースもあったということです。
 池田市教委は「関係者の処分も検討する」としています。確かに手続きの上では、あまり好ましいことではないでしょう。しかし心情的には「悪事をはたらいた」とは思えません。このような対策をとらざるを得ない状況になるような現行システムこそを真っ先に再考するべきです。
 また給食費など学校諸経費については、判例上は憲法上の「義務教育は無償」の範囲外だといえども、行政として負担をできるだけ減らす施策をとることが求められています。経済上の理由で諸経費が支払えないというケースも増加していると聞いています。個別の「事件」だけを問題視するのではなく、もっと大きなところから再検討していくことが重要だと考えられます。
(参考)
校長らが給食費など滞納分立て替え 大阪府池田市(共同通信 2008/8/12)

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