不穏当発言に意味不明な言い訳の上塗り

 神奈川県立上溝南高校(相模原市)で7月18日におこなわれた卒業式で、校長が訓辞として、生徒が過って校舎4階からサッカーボールを落としたことについて「人を殺しかねない。殺人鬼になる」などと不穏当発言をしていたことが分かりました。

 校長は、1学期に校内で起こった事象を振り返り、生活態度を戒めるという目的の訓辞をおこなったということです。問題箇所については「ボールが人を傷つける道具になるという意味で『殺人器』と言った」と釈明しています。
 しかし苦しい言い訳です。こういう言い訳をして謝罪したつもりになっても、実際は事態をこじらせるだけでしょう。このような場合「凶器になりうる」というのならば意味が通じますが、「殺人器」という日本語は一般的ではありません。「さつじんき」の音を聞けば「殺人鬼」しか思い浮かびません。
(参考)
◎高校校長が生徒を「殺人鬼」(スポーツ報知 2008/8/8)