福島県立高校女子生徒自殺、福島県教委が会見

 福島県教育委員会は9月26日に記者会見を開き、同県会津地方の県立高校2年の女子生徒が校内で自殺した事案について公表した。学校側の調査に対して、この生徒が部活動で人間関係のトラブルがあったとする指摘が複数あったことも明らかにした。

 生徒は9月18日夕方に自宅に帰宅せず、家族が捜索願を出していた。行方不明の報を受けた学校関係者が校内を探し、翌9月19日未明、校舎内の女子トイレで首を吊っている生徒を発見した。警察の検死では、死亡推定時刻は9月18日午後5時頃とみられる。

 県教委によると、この生徒は4月に、所属する文化系の部活動での人間関係の悩みを担任教員に訴えていた。担任教員から部活動顧問教員に情報が伝えられ、数人の生徒に注意したという。

 生徒の自殺後、学校側が同じ部活動に所属していた生徒約60人にアンケートをおこなったところ、自殺した生徒が部活動内で人間関係のトラブルを抱えていたとする訴えが複数あった。そのことが精神的負担になっていたのではという指摘や、相手の生徒の実名を記したものもあったという。

 また自殺した生徒の持ち物からは、部活動のメンバーに宛てたメモが残されていた。

 客観的状況からは、いじめを苦にした自殺の可能性が強く疑われることになる。県教委は週明けにも第三者委員会「いじめ問題対策委員会」を設置する方針としているが、しっかりと調査すべきであろう。

(参考)
◎部活トラブルで自殺か 会津の女子高生遺体 いじめ有無を第三者委が調査(福島民報 2015/9/27)
◎会津で女子高生自殺  両親「いじめでは」 部活でトラブルの指摘(産経新聞 2015/9/26)