貝塚養護学校転入問題、3例目の仮の義務づけ決定:大阪高裁

 精神疾患を持っている大阪市内在住の中学1年生の女子生徒が大阪市立貝塚養護学校への転入を求めたが受け入れ拒否されたとして、母親が訴えていた問題で、大阪高裁は7月23日付で、転入を認める仮の義務づけ決定をおこないました。


 この生徒については3月に大阪地裁で退けられたものの、母親からの抗告があり高裁で逆転判決が出ました。
 貝塚養護学校の転入希望者に仮の義務づけ決定がおこなわれたのは、2007年8月に転入が認められた小学校3年(当時)児童、つい先日の2008年7月18日付で大阪地裁が仮の義務づけ決定をおこなった中学2年生女子生徒に次いで3例目となります。
 貝塚養護学校は大阪市の方針で、2007年度以降の新規受け入れを停止し、在籍者が卒業次第廃校する方針です。しかし新規受け入れ停止決定後も転入希望者が相次ぎ、また裁判で転入が相次いで認められる状況のもと、「新規受け入れ停止・廃校の方針自体に無理がある」という観点も含めて、改めて検討し直されなければならないという思いが強くなります。