貝塚養護学校転入「仮の義務づけ」決定2例目

 重い持病が原因でいじめに遭い不登校になっていた堺市立中学校2年の女子生徒について、保護者が「病弱児対象の養護学校・大阪市立貝塚養護学校への転入を希望したが受け入れてもらえなかった」として大阪地裁に転入を認めるよう訴えていた問題で、大阪地裁が7月18日付で、転入を認める仮の義務づけを決定していたことが分かりました。


 大阪市教育委員会は2007年度より貝塚養護学校の新規受け入れを停止し、在校生が卒業次第廃校にする方針を固めています。しかし新規受け入れ停止方針決定後も転入希望者が相次いでいます。
 2007年8月には、大阪市内在住の小学校3年生(当時)男児について転入を認める「仮の義務づけ」が決定し、同年9月の2学期より同校に編入しました。大阪市は即時抗告しましたが、大阪市の抗告は大阪高裁で棄却されています。今回女子生徒に「仮の義務づけ」が認められたのは、この件に次いで2例目となります。
 またこれとは別に、報道されただけでも少なくとももう1件、転入を求める訴訟が起こされています。
 転入希望者が相次ぎ「仮の義務づけ」もでるような状況のもと、今の時点で貝塚養護学校を廃校にするのは無理があるのではないかという思いが、時間がたつごとに深まります。