大阪府教委、府立高校2校の募集停止を含めた再編検討へ

 大阪府教育委員会は9月3日の教育委員会会議で、府立高校の再編計画について事務局から提案が出され審議した。

 府立西淀川高校(大阪市西淀川区)について、5年連続で定員割れになっているとして、募集停止を検討するとした。2016年度入試での志願状況を検討して決めるとしている。

 また府立能勢高校(豊能郡能勢町)についても、定員割れが続いているとして再編を検討している。町立中学校との連携型中高一貫教育を実施しているが、立地上町外への通学に時間がかかることもあり、「町立学校に移管して小中高一貫教育」「通学手段を確保したうえで募集停止」「他の府立高校の分校にする」「公設民営化」などの案が出され、府と能勢町などでプロジェクトリームを立ち上げる方向にしているという。

 正式な方針は、2015年11月にも決めるという。

 大阪府では高校再編整備計画を決め、2018年度までに計7校前後の府立高校を統廃合させることにしている。また維新政治の影響を受けた府学校条例では、3年連続定員割れの高校は統廃合対象にするともしている。

 しかし機械的に廃校にするのは不適切である。

 西淀川・能勢の両校とも立地的に不利な条件にある。とりわけ能勢町の生徒にとっては、町内の学校は能勢高校しかなく、町外の学校に通おうとすると一番近くてもバスと電車を乗り継いで1時間以上かかる池田市になる。

 廃止ありきではなく、生徒が不利益にならないように対応しなければならない。

(参考)
◎来春の志願者数次第…西淀川高、募集停止も(読売新聞 2015/9/4)

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