読書感想文、コピペ蔓延?

 J-CASTニュース(2008/7/20配信)の記事に『大学生から小学生まで 「ネットでコピペ病」蔓延』というものがありました。


 記事によると、インターネット上のウェブサイトの文章を、学校の課題レポートや読書感想文に無断転載(コピペ=コピー・アンド・ペースト)するケースが目立っているということです。大学生から小学生まであらゆる年齢層に広がっています。
 中には、小中学生を対象に「パクリ・コピペOK」と称して読書感想文の見本を掲載しているサイトまであるということです。私も実際に該当サイトを閲覧しました。公序良俗に反するサイトと判断したため該当サイトへのリンクは張りませんが、該当サイトは見本文の転載を推奨するような内容であり、「これはひどい」といわざるを得ません。
 小学生の読書感想文全国コンクールでも、入選候補となった作文がウェブサイトからの転載だったことが明らかになったことがあったといいます。また大学の課題レポートでも、「受講生の約半数に転載・盗用が疑われる」というケースもいくつか報告されているということです。
 もちろん、通常の引用の域を超えた転載行為は、著作権侵害というれっきとした犯罪であることは、言うまでもありません。しかし安易なコピペが横行していることは、犯罪行為の横行でもあり、また児童・生徒・学生にとっても本当の学習とはいえません。
 教育現場でも、著作権についてもっと重点的に指導していく必要があります。また同時に、やや異なった観点から見ると「現在の学校教育では、文章作成や感想文の書き方などについての十分な教育ができていない」という問題もあります。その観点からの対策も考えられなければなりません。