住吉第一中学校剣道部暴力・セクハラ訴訟:大阪市が加害教師に賠償請求

 大阪市立住吉第一中学校剣道部顧問(1996年~2004年当時)・江田昌彦(2008年6月に懲戒免職)が部員に対して暴力やセクハラ行為を繰り返していたとして被害者が訴え、大阪地裁で被害の事実関係が認められて大阪市に賠償を命じる判決が確定したことに関連して、大阪市教育委員会が江田に対して、市から被害者に支払った慰謝料全額を請求していることが分かりました。


 この裁判では、大阪市の学校管理責任が認められて大阪市に賠償義務が生じたものの、江田個人への賠償請求は棄却されています。大阪市は判決確定直後に、市が支払った慰謝料相当額を江田個人に請求することを決めました。しかし江田は支払いを拒否しているということで、提訴も検討しているということです。
 教師の暴力事件については、当然のことながら職務とは無関係の悪意を持った行為に他なりません。「大阪市が江田のような教師を長年にわたって野放しにし、教頭や教育センター指導主事に昇進させていた。問題発覚後も、裁判敗訴まで江田をかばい立ててきた」という別の問題はありますが、それでも大阪市が江田に対して請求をおこなうことは当然です。
(参考)
セクハラ民事訴訟:敗訴の大阪市が元教員に慰謝料請求(『毎日新聞』2008/7/9)