卒業式「君が代」不起立で中学校教諭を文書訓告:香川・丸亀市

 今年3月の卒業式の「君が代」斉唱の際に起立しなかったとして、香川県丸亀市立中学校の男性教諭が2008年6月12日付で、丸亀市教委から文書訓告処分を受けていたことが明らかになりました。


 事前に不起立の意思を表明していた教諭に対し、校長が起立を命じる職務命令を出したことをあげ、表向きは「職務命令に従わなかった」ことが処分理由となっています。丸亀市教委はあくまでも職務命令に従わなかったことを理由とし、思想信条は問題にしていないとしています。
 しかしこのような職務命令自体が「君が代に起立する」という特定の思想信条を押しつけようとするものであり、日本国憲法に違反するものであるので有効性そのものが疑問です。また国旗・国歌法でも「強要は望ましくない」という政府見解が出ているということも忘れてはなりません。誤った職務命令に基づいておこなわれた誤った処分であり、そもそも処分に根拠がないことを指摘しなければなりません。