田村伸一に研修の必要なし?福岡県教委が遺族に回答

 福岡県筑前町立三輪中学校いじめ自殺事件について、いじめに加担していた教師・田村伸一(うきは市立浮羽中学校に異動)に研修を受けさせなかった理由について遺族が質問していた問題で、福岡県教育委員会が「教員としての技術面で向上させる必要はなかったから研修をさせなかった」と回答していたことが分かりました。


 回答は7月2日付でおこなわれました。
 そもそも田村は懲戒免職相当だったこともあり、「懲戒免職にするから研修の必要もない」という話ならば理解できます。しかし実際には減給で済んだ上、研修もおこなわせていません。この回答を見ると、福岡県教育委員会は「田村伸一は、元から平均並み・ないしは水準以上の力量を持っている教師であるから、そもそも平均並みに引き上げるような研修はありえない」と宣言していることに等しいことです。決して許せるようなことではありません。
 生徒をいじめて自殺に追い込んだという行為をおこなった田村伸一は、「史上最悪の教師の一人」といっても過言ではないでしょう。
 このような問題教師・田村伸一を全面的に擁護するような福岡県教委の態度は、さらに遺族を傷つけることにもつながります。またこのような最悪教師を野放しにすることで、さらなる被害者が出ることも危惧されます。
(参考)
筑前町の中2いじめ自殺:1年時の担任は自己改善の問題--県教委が回答 /福岡(『毎日新聞』福岡都市圏版 2008/7/4)