公民教科書で国民主権の記述を軽視する右派教科書

 2015年夏に採択が予定され、2016年度より4年間使用される予定の中学校教科書。社会科公民的分野では、日本国憲法における国民主権の説明が各教科書でされている。

 国民主権を憲法上の天皇の役割と対比させる形で記述している教科書もいくつかあるが、多くの教科書では国民主権の記述がメインで、天皇の役割については憲法に基づいて簡潔に書かれている。

 しかし育鵬社や自由社の教科書では、「天皇の役割と国民主権」(自由社)といった形で天皇の役割をメインに記述し、国民主権の記述は天皇の説明の「おまけ」扱いの記述となっているのが、異様に感じた。