「体罰」・暴力でPTSD発症し退学と提訴:京都の高校

 「高校1年の時に担任教諭から暴力を受け、PTSDになって退学を余儀なくされた」として、私立京都翔英高校(京都府宇治市)に通っていた元生徒の男性が当該教諭と学校を相手取り、京都地裁に提訴していたことが6月5日までにわかった。

 報道によると、元生徒は2013年4月に野球部推薦で入学した。しかし同年5月、担任で野球部コーチの男性教諭から、テストの成績を理由に数十回平手打ちを受けた。また同じ教諭から野球部の部活動中、「声が小さい」としてバットで足を殴られた。これらのことで学校に通えなくなり、PTSDと診断されて2014年1月に退学を余儀なくされたという。

 一方で学校側は、教諭が2~3回平手打ちをしたことは認め謹慎処分にしたことは明らかにしているが、バットでの殴打などは確認できなかったと主張して、争う方針を示したという。

 生徒への暴力があったこと自体は、学校側も部分的に認めている。このような行為が「指導」といえるはずはない。こういうことを二度と起こさせないためにも、事実関係を明らかにした上で毅然と対応することが望まれる。

(参考)
◎京都翔英高元野球部員「体罰受け退学」 教諭、学校側を提訴(京都新聞 2015/6/5)