「夜間塾」中止求めて仮処分申請

 東京都杉並区立和田中学校で、学校と進学塾が連携して成績上位の生徒向けに特化した夜間有料講習を実施している問題で、区民らが3月24日、「施設の目的外使用」として中止を求める仮処分申請を東京地裁に申し立てました。


 この問題については、今まで明らかになっていることを総合すると、「成績中位・下位の生徒の受講を想定していない、むしろ推奨しないことが明言されている」など、根底には学力を「受験成績」と通俗的に狭くとらえて「進学校・難関校」と俗称される学校への進学者数を増やしたい学校側の思惑があると見なさざるを得ません。このような偏った学力観に基づく施策自体が、公教育にはふさわしくありません。
 また一部企業が実施する有料講習会に学校施設を提供することは営利目的になり、施設の目的外使用に当たるということから中止申請が出されています。営利目的という指摘も成立しうると思われます。