小学校の英語指導、教師も不安

 日本英語検定協会の調査によると、次期学習指導要領で小学校5年から必修化される方針の英語活動について、小学校教員の半数以上が自分の英語力に不安を持っているという結果が出ました。


 調査結果はいわば「予想通り」だといえます。性急に英語活動を導入する必要はないということを改めて裏付けています。
 国際理解=英語学習と単純に結びつけるようなものでもありませんし、指導者の確保や育成も必要になってきます。現時点では英語教育を前提とした小学校教員養成がおこなわれているわけでもありません。また国民世論も大きく分かれています。
 こんな状況のもとで英語活動を性急に導入しても、うまくいかないのは目に見えています。理論上は、十分な世論の支持と準備期間の確保という前提条件がそろえば導入することもありえるでしょうが、現状ではどちらの条件もなく、導入の時期ではないといえます。
(参考)
◎小学校での英語、先生も「英語力」に不安…英検協会調査(読売新聞 2008/3/7)