元教頭の臨時講師が「体罰」:三重県

 三重県津市教育委員会は4月29日、市立香海中学校の男性臨時講師(60)が1年生の数学の授業中に平手打ちや机を押し付けるなどの「体罰」事案があったと発表した。

 事件は4月28日に発生した。講師は生徒の私語を注意した際、「カッとなった」として生徒を平手打ちしたうえ、生徒の机を持ち上げて生徒に押し付けるなどした。その際に机の脚が生徒に当たり、生徒は足の甲を骨折するケガをした。

 講師は2015年3月に小学校教頭を定年退職し、4月から臨時講師として採用され、数学と理科を担当していた。講師は事件を受けて辞職願を提出したという。

 講師が「カッとなった」と弁明していることなどからもわかるように、いわゆる「体罰」といわれる事案は、指導とは無縁の感情的な暴力にほかならない。こういう事案が起きないような体制づくりの検討が強く望まれる。

(参考)
◎元小学校教頭、中学で体罰…机落とし足の指骨折(読売新聞 2015/4/30)
◎中学校講師が体罰 津市教委謝罪 生徒、足の指骨折 (伊勢新聞 2015/4/30)