和歌山県教委、教職員の不正通報窓口設置

 和歌山県教育委員会は、教職員による不正行為・いじめ・対生徒暴力(いわゆる「体罰」)などの情報提供を受け付ける専門窓口を、2008年度にも設置する方針を固めました。

 教職員からの内部告発のほか、生徒・保護者や住民からの情報提供も受け付けるということです。窓口担当には弁護士など県教委外部の人を起用し、情報提供者への保護や調査の公正性などを図るということです。
 いじめや教師の対生徒暴力(いわゆる「体罰」)、また教職員の職務上の不正行為などは、発覚するのは氷山の一角です。また仮に発覚しても、「不正行為・問題行動とされているものは正当。問題視するのが悪い」かのように居直って被害者への攻撃をおこなう輩も珍しくありません。そういうのはよく分析すると単なる感情論以上のものはないのですが、事件が発覚するごとに判で押したようにそういう被害者攻撃が繰り返されています。また教育委員会がマスコミ報道や口コミを利用しながら、加害者擁護や事件もみ消し・被害者攻撃の先頭に立つケースすら珍しくありません。
 こういうことが横行している現状は、児童・生徒が安心して学校に通えるという最低限の状況すら危うくするするもので、またまじめに教育活動に取り組んでいる多くの教職員にも迷惑な話です。
 教職員の不正を未然に防ぐことや、万が一事件が発覚した際に感情的な被害者攻撃・加害者擁護の風潮をなくすためにも、公正な調査・情報提供ができるような機関の設置は前向きの対応だといえます。
(参考外部リンク)
「先生の不正」通報窓口を設置へ 和歌山県教委(『asahi.com』2008/2/11)