大学入学式・卒業式にも日の丸・君が代強要か

 政府が国立大学の入学式・卒業式での日の丸掲揚・君が代斉唱を求めることを検討しているいるという。

 4月9日の参院予算委員会で次世代の党の松沢成文氏が「国立大の入学式、卒業式に国旗・国歌があるのはむしろ当然の姿」と質問し、安倍晋三首相がそのことに同調するような答弁をおこなった。

これを受けて4月10日、下村博文文部科学相が「国会での議論や国旗国歌の意義を踏まえ、適切な対応が取られるように学長が参加する会議で要請することを検討している」と発言した。

 全くとんでもない強制・強要である。国旗国歌法に関する政府見解でも、「強制は望ましくない」とする答弁がおこなわれている。また大学においても大学の自治が尊重されるものであり、それは式の運営の具体的なやり方についても含まれる。思想信条にもかかわるものについて政府が一方的な押し付けをおこなうのは、完全に間違っている。

 しかも極右政党の質問に呼応する形で、極右的な内閣が方針を出したことも、極めて危険な動きだといえる。