学校給食無償化の状況:文科省が全国調査へ

 学校給食無償化の実施状況について、文部科学省が実態調査を実施すると報じられている。

 学校給食無償化の全国的な実施状況については、文科省として調査するのは初となる。なお、文科省調査とは別に、報道機関が独自取材で調査をおこなったことはあった。

 調査では、学校給食無償化を実施している自治体の数や、無償化を実現している自治体については「制度の枠組み」「実施校数と予算額」「実現に至った経緯」「実現前後の課題」などを調査するとしている。

 2017年度にも調査結果をまとめる予定としている。

 義務教育にかかる諸経費については、憲法上は「無償=授業料の不徴収」という運用がされている。その他の諸経費の扱いについては、国の制度として導入されている教科書無償給付を除けば、各自治体の行政的な裁量・独自制度に任されている。

 学校給食の費用については近年、無償化制度を導入する自治体が増加しているともされている。

 調査によって実態をつかむことで、無償化での施策や課題などについても検討を深め、給食無償化に踏み切る自治体を増やす施策や、また国レベルでの制度導入についても検討されるよう願う。

(参考)
◎給食無償化、初の全国調査=実施自治体増加で-文科省(時事通信 2017/10/31)