大津いじめ自殺訴訟:加害生徒・生徒の母親・元担任が証言、いずれもいじめ正当化

 滋賀県大津市立中学校2年だった男子生徒が2011年に同級生からのいじめを苦にして自殺した問題について、遺族側が加害者とされる同級生3人やその保護者を相手取り損害賠償を求めている訴訟の口頭弁論が、11月28日に大津地裁で開かれた。

 この日の口頭弁論では、加害者とされる元同級生の1人、加害者とされる生徒のうち1人の母親、当時の担任教諭の3人が証人尋問に立った。3人はいずれも、いじめを否定して自己正当化する主張をおこなったという。

 元同級生は、自殺した生徒への暴力行為は認めながらも「嫌がっているとは思わなかった」と証言した。

 母親は「いじめがあったとは一切考えていない」と主張した。被害生徒の父親から「謝罪の気持ちがあるのか」と問われると「どんな前提でいじめと認定されたのかわからない」などと居直った。

 元担任教諭は、加害者とされる生徒が自殺した生徒に馬乗りになるなどの行為を目撃したと認めた上で、「自殺した生徒は嫌がっているようには見えなかった」「じゃれ合っているように見えた」などと証言した。

 いずれも、ひどい自己正当化ではないか、極めて悪質な態度ではないかと感じる。おかしな言いがかりをつけられてデタラメな訴訟を起こされた自分たちこそが被害者とでも言いたげな態度が、ありありと伝わってきて不愉快である。

 馬乗りになる行為や、死んだ虫の死骸を無理やり口に入れさせられる、窓から飛び降りるよう強要される、そういった行為をいじめと言わずに、何をいじめというのか。