阪神・淡路大震災:ケア必要な中学生341人

 兵庫県教育委員会が実施した調査によると、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災で心の傷を受けてケアが必要な中学生が、県内に341人いることが、11月16日までにわかりました。


 震災翌年の1996年から県内の小中学生(震災後に生まれた世代を除外)を対象に、9月時点の調査を継続的に実施しているものです。震災直前の1994年度に生まれた世代が2007年度に中学校1年生となり、小学生がすべて震災後生まれになったことに伴い、今年からは中学生のみの調査になっています。
 ケアが必要な生徒の数は前年比よりも減少し、ピーク時の1割にまで減っています。しかしケアが必要な生徒が減少したといっても、そもそもの調査対象が減少していることも考慮に入れなければなりません。
 『神戸新聞』(web)2007年11月16日配信『震災で心のケアが必要な中学生341人 県教委調査』によると、以下のように紹介されています。

 県教委によると、配慮が必要な生徒の症状は「トイレや密室に一人で入れない」「物音や揺れに極端に反応する」など。ただし、頻度が比較的少ない生徒が約八割を占める。
 今回の調査対象の中学生は、震災当時〇-二歳。言語能力は十分ではないが、もやもやとした記憶は残り、思春期に心の揺れ幅が大きくなる恐れがあるという。

 震災から13年近くたったといえども、震災の影響が残っているということを改めて認識させられます。やはり、継続したケアは今でも必要だと考えられます。
〔外部リンク〕
震災で心のケアが必要な中学生341人 県教委調査(『神戸新聞』2007/11/16)