兵庫県立高校テニス部熱中症事故、学校の過失認める逆転判決

 兵庫県立龍野高校(兵庫県たつの市)の2年生だった女性(現在24歳)が2007年5月、所属していたテニス部の練習中に熱中症で倒れて意識不明になり、現在も意識障害の状態が続いている事故で、生徒と両親が約4億円の損害賠償を求めて訴えた訴訟の控訴審判決が、1月22日に大阪高裁であった。

 高裁では原告側の請求を棄却した一審神戸地裁判決を変更し、兵庫県に約2億円の損害賠償を命じる逆転判決を下した。

 事故当時、顧問教諭は出張のために練習には立ち会っていなかったという。

 判決では学校側の過失は認められた様子。兵庫県は上告すべきではないし、同種事故を起こさないような教訓にしていかなければならない。

(参考)
◎部活動中に熱中症で重い障害、県の過失認定 大阪高裁(朝日新聞 2015/1/22)