熊本県立高校3年女子生徒いじめ自殺、県の第三者委員会が調査報告まとめる

 熊本県山都町の熊本県立高校3年の女子生徒が2013年4月に自殺し、背景にいじめが指摘された問題で、熊本県の第三者委員会は1月15日、「いじめが自殺の要因の一つとなった」とする報告書をまとめた。

 この生徒は2013年4月11日朝、自宅で自殺したという。「つらい学校生活」などのメモが残されていた。

 学校側の調査では、この生徒が自殺直前、体育祭の練習でダンスをうまく踊れなかったことに対して、同級生から責められるなどの行為があったことが確認された。学校側はこの事実をいじめと判断したものの、自殺との因果関係は否定した。

 遺族側からの異議申立てを受け、県の第三者委員会が調査をおこなっていた。第三者委員会では9項目についていじめを認定し、いじめが自殺の原因の一つになったと判断した。

 いじめが自殺の要因の一つになったと認定したのは、ひとつの区切りではある。こういう事件を再発させないためにも、更に深く突っ込んだ分析が求められる。