野球部の試合中に監督が平手打ち、一部始終がテレビ中継される

 愛媛県立今治西高校の野球部監督(43)が秋季四国大会の準決勝の試合中、ベンチで部員を平手打ちしていたことがわかった。

 10月1日に香川県高松市で開かれた試合で、監督は2年生の部員をベンチ裏に呼び、「気合を入れる」として平手打ちした。その様子がテレビ中継にも映ったといい、学校に問い合わせが相次いだ。

 学校側は、加害者・被害生徒ともに、「気合を入れるための行為」であり、「体罰」の認識はないと訴えているとしている。しかし、「気合を入れる」としてたたくこと自体、何の科学的根拠もない「体罰」であり暴力行為であることは言うまでもない。

 被害生徒がいわば監督の暴力行為に慣らされたことで「気合を入れる行為」と誤解して信じきってしまった形になったのか、もしくは今後のことを恐れてそう言わされている形になっているかはわからない。しかし、これは客観的にみれば暴力行為であり、問題を適切に処理していくことは周りの大人の責任でもあろう。

(参考)
◎今治西監督部員たたく 試合中「双方に体罰認識ない」(愛媛新聞 2014/11/6)
◎今治西の野球部監督 試合中に平手打ち(NHK 2014/11/6)