中1女子いじめ自殺未遂、学校側いじめ認めず:千葉

 千葉県我孫子市立中学校1年の女子生徒が2014年8月、学校でのいじめを苦に2度にわたり自殺を図っていたことがわかった。

 陰口やLINEへの中傷書き込みが確認されているものの、学校や教育委員会は「双方の言い分が食い違っているので、現時点ではいじめと断定できない」などとしている。

 この生徒は同じ部活動に所属する生徒から「うざいんだよ」「(部活を)早く辞めろよ」などと陰口を言われるなどのいじめを受けていた。部活動のロッカーの名札が外されたり、用具が隠されたこともあった。

 両親は学校に相談していたという。この女子生徒は8月18日と22日の2度にわたり、カッターナイフで手首を切ろうとした。いずれも家族が発見して制止し、ケガはなかったという。

 学校側は8月下旬の調査の結果、同じ部活動の同級生8人からの陰口などがあったことは確認し、この件に関しては生徒側に謝罪した。しかし、その後加害者グループは9月にはLINEでこの女子生徒を名指しして「(女子生徒を)突き落とそーぜ」「地獄行きだな」などと書き込んでいたことが確認された。

 一連の経緯は、いじめ以外にどう掲揚することがあるのだろうか。いじめかどうかは確認できないとは、あからさまな強弁である。

 陰口などの事実は認めて謝罪したことそのものが「いじめを認めた」ことではないのか。それとも2006年の岐阜県瑞浪市のいじめ自殺訴訟のように、後になって、生徒の親から脅されて無理やり言わされたとでも事実をゆがめて自己正当化するための伏線なのだろうか。

(参考)
◎中1女子が自殺未遂 いじめ理由?学校など「断定できず」 我孫子(千葉日報 2014/11/1)