認可外保育施設うつぶせ寝死亡訴訟、請求棄却:大阪地裁

 大阪市都島区にあった無認可保育園「ラッコランド京橋園」(閉園)で2009年、当時生後4ヶ月の男児がうつぶせ寝状態で死亡した事故があった。この事故に関連して、遺族が管理体制の不備などを指摘して施設運営会社や大阪市を相手取り計約6500万円の損害賠償を求めた民事訴訟の判決が9月24日に大阪地裁であり、「死因は乳幼児突然死症候群(SIDS)で、過失による窒息死とは認められない」として遺族側の請求を棄却した。

 事故当時保育士資格を持たない職員が園児17人を担当していた。また同園の系列園では以前にもうつぶせ寝での死亡事故が起きていたことから、施設の管理責任や大阪市の指導責任なども問題になった。

 遺族側は「窒息死と鑑定された」と主張したものの、裁判では退けられ、窒息死ではないので施設の管理責任も市の指導責任も認められないとした。一方で、当時の同園の保育体制については「日常的に保育が行き届いていなかった」と指摘している。

 残念な判決というべきではないのだろうか。

(参考)
◎認可外保育施設で「うつぶせ寝死亡」両親の訴え棄却 大阪地裁(産経新聞 2014/9/25)