大阪府立高校2校、2017年度に閉校方針

 大阪府教育委員会は9月3日、府立高校2校を2016年度に募集停止し、2017年度末に閉校させる方針を発表した。

 閉校の対象となったのは池田北(池田市)・咲洲(大阪市住之江区)の両高校。

 大阪府教委と大阪市教委は2013年、大阪市立高校を府に移管した上で、府立・大阪市立あわせて公立高校7校程度を2018年前後までに閉校させて整理する方針を示していた。また、いわゆる「教育基本条例」の一つ・大阪府学校活性化条例で「3年連続定員割れの高校は閉校」などを打ち出していた。閉校対象の具体的な校名があがったのは初めてとなる。

 今後大阪府議会での議論を経て、2014年11月にも正式に決定したいとしている。

 池田北高校は府内公立高校では唯一の「音楽コース」を有するものの、池田市北部の丘陵地を切り開いたニュータウン・伏尾台にあり、最寄り駅からはバスで20分ほどかかる。また咲洲高校は埋立地の南港ポートタウンにあり、ニュートラムの駅からすぐではあるものの、既存の市街地からは遠く自転車通学も困難な立地である。ニュータウンの少子高齢化で地元からの進学者が減少し、また他地域からは交通面の条件が不利となるなどして、定員割れが続いていた。

 少子化による高校生の減少は確かである。しかし単純に高校を閉校させるのではなく、少人数教育の実施などで教育条件を向上させる方向で工夫できないのだろうか。

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