児童に「窓から飛び降りてもらう」:長崎の小学校教諭

 長崎県雲仙市立小学校で高学年を担任する40代の男性教諭が、児童に対して「窓から飛び降りてもらう」と発言していたことがわかった。

 事件は6月下旬に起きた。この日は授業参観で、命の大切さをテーマにした道徳の授業がおこなわれた。その直前の休み時間に、教諭は、3階の担任クラスの教室で、児童らとゲームをおこなっていた。「次は勝ちます」と言った男子児童に、「もし負けたら窓から飛び降りてもらう」と発言したという。

 授業参観のために居合わせた保護者がそのやりとりを聞いて発覚した。市教委は教諭を文書訓告処分にした。

 この教諭は、2004年6月に佐世保市立小学校6年だった女子児童が同級生を校内で殺害した事件では、加害児童と被害児童の学級担任だった。事件の第一発見者でもある。2004年の佐世保事件では担任教諭の対応のまずさも問われ、担任教諭は「一人ひとりに応じた指導ができていなかった」として佐世保市教委から厳重注意処分を受けていた。

 「窓から飛び降りろ」ということは、軽々しく「死ね」といっているようなことに等しい。しかも「命の大切さ」をテーマにした道徳の授業の直前や、命の大切さが問われるような重大な事件の当事者というのも、矛盾しているのではないだろうか。

(参考)
◎「窓から飛び降りてもらう」…保護者の前で教諭(読売新聞 2014/8/12)