仙台育英高校「根性焼き」いじめ、被害者が加害者を民事提訴

 宮城県仙台市の私立仙台育英高校2年だった2012年、同級生からタバコの火を腕に押し付けられる「根性焼き」の暴行を受け、腕に火傷を負い、精神的苦痛を受けたとして、被害者の元生徒の男性(18)と保護者が、加害者の元生徒とその保護者を相手取り、合計約5300万円の損害賠償を求める民事訴訟を仙台地裁に提訴していたことがわかった。

 提訴は2014年7月2日付だという。

 元生徒は2012年5月、同級生の生徒から火の付いたタバコを腕の22ヶ所に押し付けられる「根性焼き」の暴行を受けた。被害生徒は2012年8月6日に被害届を出した。加害生徒には保護観察処分が確定している。

 加害生徒側は当時から「被害生徒から頼まれた」などと主張し、今回の民事提訴を受けてもいまだに同じことを主張しているという。

 またこの事件では、学校側も加害生徒の主張に沿い、最終的には撤回されたものの、一時期には被害生徒にも退学勧告をおこなうなどの不適切対応をおこなっていた。

 事件そのものも陰湿なものだし、反省もせずに被害者に責任転嫁するような対応も言語道断だといっていい。民事訴訟でもしかるべき判決が早期に出ることを望む。

(参考)
◎根性焼き受けた…元私立高生が元同級生らを提訴(読売新聞 2014/8/5)