「指導死」問題シンポジウム開催される

 いわゆる「体罰」や行き過ぎた叱責などの教師の指導が原因となって児童・生徒が死亡する「指導死」問題についてのシンポジウムが、5月17日に東京都内で開催された。

 主催者グループによると、教師の指導を苦にした児童・生徒の自殺や自殺未遂事案は、平成に入ってから少なくとも50件が確認されたという。

 報道によると、シンポジウムでは「指導死」事案の遺族の発言のほか、高校の部活動顧問教諭からの指導をきっかけに不登校になった経験があるという大学生も発言した。この学生は「たび重なる暴力や暴言が苦痛で学校に通えなくなった。今でも当時のことを夢に見ることがあり、大人の男性との会話が怖いなど影響が残っている」と話したという。

 生徒を自殺に追い込んだり、また心身の後遺症を残させたりすることが、教育や指導とはいえない。そういう行為は、教育とは指導とは無縁の暴力行為と扱われるべきものである。こういう行為は根絶していかなければならない。

(参考)
◎「指導死」再発防止訴えるシンポジウム(NHKニュース 2014/5/17)