生徒に暴行の教諭逮捕:埼玉県立飯能南高校

 各紙web版によると、「埼玉県立飯能南高校で、生徒に暴力を加えた教師が逮捕された」と報じられています。

 報道によると、事件は7月6日夜発生しました。事件の経過は、「学校に居残ってバンド活動の打ち合わせをしていた女子生徒のグループに対し、同校教諭・岡村能成(53)が早く帰宅するように注意した。その際に岡村が生徒の持ち物を取り上げて持ち去ろうとしたことで、生徒が抗議。抗議に逆上した岡村は、生徒1人の腹を蹴りつけてけがを負わせた。また暴行の様子を目撃した別の生徒2人が過呼吸症状を発症して病院に運ばれた」ということのようです。
 保護者が110番して、埼玉県警飯能署は翌7月7日に岡村を傷害容疑で逮捕したということです。
 教師の対生徒暴力事件(いわゆる「体罰」事件)では、教師が生徒にけがをさせても加害者に何のおとがめもない、むしろ加害者と学校・地域が結託して事件正当化と被害者攻撃をおこなって被害者に二次被害を与えるというケースも多々あります。また「対教師暴力」では生徒がすぐに逮捕されることもある一方で、「教師の対生徒暴力」では被害届を出しても受理されなかったり立件されなかったりというのも珍しくありません。
 そんな現状のもと、「生徒に暴力を加えた教師が翌日には逮捕されている」というケースは珍しいのではないかと思います。
 「体罰」や教師の対生徒暴力は刑事事件になりうるということです。「体罰」や教師の暴力は明らかな犯罪であり、決して教育とは無縁の行為だということを証明している一例だといえます。

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