いじめ否定の結論が先ですか

 新潟県神林村立平林中学校2年の男子生徒が2006年11月にいじめを苦にして自殺した事件で、神林村教育委員会は3月22日、自殺を衝動的なものと結論づけ、いじめとの因果関係を否定しました。

 このような結論を導くのは、「いじめを認めない」という結論が先にあって、それにあわせて論理を組み立てたと疑わざるを得ません。
 ズボンをずらされるなどのいじめがあったにもかかわらず、その行為をいじめではないと位置づけ、「ズボンをずらされたところを女子生徒に見られたことで追い込まれ、衝動的に自殺した」と結論づけたのは、どう考えてもおかしいといえます。追い込まれるほどの行為があったということが、いじめがあったという事実にほかなりません。それをいじめではないというのは、詭弁に過ぎません。