自宅外通学生の3分の1が借金で大学の諸費用工面

 東京地区私立大学教職員組合連合の調査によると、昨年度に首都圏の私立大学に入学した自宅外通学の学生について、入学費用を借金で工面した家庭が約3分の1にのぼっていることがわかりました。


 この調査によると、借金の金額は過去最悪の水準となる一方、学生の生活費の額は減少傾向にあることもわかりました。学生とその家庭の生活がますます厳しくなっていることがうかがえます。
 学びたい人が気軽に学べる大学にしていくことは、個人的な利益にとどまることなく、学んだ知識を何らかの形で社会に還元するという意味で社会的な意義を持ちます。また能力と意欲がある人が、経済的な心配なしに学べるような社会にしていくことも重要です。学費の値下げ策や奨学金などの支援策の拡充など、何らかの形で社会的な支援体制がとられることが望まれます。