加害者を書類送検へ:福岡いじめ自殺事件

 福岡県筑前町立三輪中学校いじめ自殺事件で、福岡県警は2月19日、自殺した生徒を自殺直前に取り囲んでズボンを脱がそうとするなどの暴力行為をおこなったとして、加害者3人を書類送検・当時14歳未満だった2人を児童相談所に通告しました。

 ことの重大性からみて、このような措置がとられることもやむを得ないと考えられます。その一方で、立件する対象は「自殺直前の暴力行為」にのみに絞られていることや、処罰を求めずに専門機関での指導を求める方針にしていることなど、必ずしも十分とはいえないのではないかともいえます。
 加害者が書類送検されるからといって、それだけで終わりというわけにはいきません。いじめの事実関係をさらに詳細に解明することが必要です。また、いじめ加担教師・田村伸一への必要な措置や、学校のいじめ隠蔽・正当化行為への徹底的検証、いじめ問題の背景にある「解放教育」からの絶縁など、多面的な角度から分析し改善策・再発防止策を図らなければなりません。

スポンサードリンク