養護学校廃校計画、保護者らが廃校撤回請願:大阪市

 心身症や肥満などの児童・生徒が学ぶ、寄宿舎付きの病弱児対象の養護学校・大阪市立貝塚養護学校(大阪府貝塚市)について、大阪市は2007年度からの新規受け入れを中止する方針を表明しています。その方針について保護者らが、受け入れ中止計画の撤回を求める請願書と署名を大阪市議会に提出しました。

貝塚養護学校:児童受け入れ中止 保護者ら、存続を陳情--大阪市議会に /大阪〔『毎日新聞』2007/2/17〕
 心身症や肥満などの子どもが学ぶ大阪市立貝塚養護学校(貝塚市)への児童・生徒の受け入れが今春で打ち切られる問題で、受け入れ中止に反対する保護者らでつくる「子どもと教育を守る会」が16日、中止の撤回を求める陳情書と、6万人分の反対署名を大阪市議会に提出した。
 同校は、関西で唯一、寄宿舎をもつ病弱養護学校で、いじめなどで不登校や心身症になった子どもを多数、受け入れてきた。市教委は在籍者数の減少などを理由に4月からの受け入れ中止を決め、現在の在籍者が卒業した時点で廃校となる。
 しかし、昨年11月に受け入れ中止の方針が公表された後も8人が同校に転入しており、保護者らは「学校を必要としている子どもが減っているわけではない。市教委は受け入れ中止を決めた背景について保護者が納得できる説明をしておらず、決定はまったく理解できない」と訴えている。【井上直樹】

 受け入れ中止決定後も転入者が相次いでいるということは、学校を必要としている児童・生徒がいるということを意味します。また、受け入れ中止の詳細な理由についても、保護者らには納得できる説明がないということです。
 存続・廃校のいずれにしても、必要としている児童・生徒が必要な教育を受けられる体制を整えなければならないことはいうまでもありません。前向きな方向での解決が望まれます。