社会奉仕必修化に7割が賛成:毎日調査

 毎日新聞社の世論調査によると、高校での社会奉仕の必修化に7割が賛成したということです。〔『毎日新聞』2007/1/29

 教育改革そのものは必要です。しかし政府のすすめている教育改革の方向性は、子どもの実態とは正反対の方向性を向いています。すなわち、教育改革を断行するほどに教育現場の混迷をさらに悪化させるという状況に陥ることは、容易に予想できます。
 また社会奉仕の必修化という個別課題についても、そもそも「【自発的】におこなう活動を【強制】する」ということ自体が相反するものです。本当の意味での道徳心の涵養にはつながらず、むしろ「表面上の体裁だけ整えればよいという態度」「ボランティア活動に対する見下し」など、民主主義社会にとっては不要な心情を育ててしまう危険性があります。
 社会奉仕の必修化は現時点では7割の賛成ですが、今後の展開で世論が変化する可能性も考えられます。