給食費滞納、全国で22億円

 文部科学省の全国調査によると、2005年度に学校給食の給食費を滞納した児童・生徒は全体の約1%で、滞納額は総額約22億円にのぼることがわかりました。

 滞納の理由として、60%の学校が「保護者の規範意識」、30%が「経済状況」と考えているということです。また過去と比較して滞納が増えたと受け止めている学校の割合も半数にのぼります。
 また滞納状況には、地域や学校ごとに大きなばらつきがあり、滞納者が集中する地域・学校とそうでないところとの格差が激しいようです。
 滞納分の対策としては「他の徴収できた給食費で滞納分もカバーしている」「学校や教育委員会の予算から一時的に立て替えて補填」などということです。滞納があると、その分少ない予算で全児童・生徒分の給食をつくらなければならないため、給食の質が減ることにつながります。また他に使うはずの予算で補填しても、その分学校活動の別の箇所に使えるお金が減るので教育活動にもしわ寄せが来ます。
 経済状況で支払えない児童や生徒には、当然手厚い配慮が求められます。その一方で、規範意識の問題で支払わない状況があるのならば問題外です。

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