また運動部コーチの暴力事件が発覚

 報道によると、熊本県内の私立高校でバスケットボール部のコーチを務めていた小原孝昭(56)が、部活動の指導中に部員5人を殴る蹴るなどしてけがをさせたとして、1月11日に熊本県警熊本北署に暴行と傷害の容疑で逮捕されました。調べに対し小原は暴行の事実関係そのものは認めているものの、動機について「愛のムチ。指導の一環」などとして開き直っているということです。

 容疑となった事実関係の概要は、以下の通りだということです。

 2006年4月29日、練習試合のために訪れていた大分県別府市の体育館で、チームが負けたことに立腹した小原は、レギュラー部員5人に対して「お前のせいで負けた」などと因縁をつけ、5人を執拗に殴る蹴るなどした上、髪の毛をつかんで体育館の壁に押しつけるなどの暴力を加えた。1人の生徒が、唇を3針縫うけがをした。

 被害者側の代理人弁護士によると、小原は日常的に部員に対して暴力を加え、またわいせつ被害を訴える生徒もいるということです。今回容疑となった暴行と傷害の他にも、強制わいせつなどでの被害届を出しているとのことです。
 「日常的に暴行を加える部活動指導者の存在が明らかになる」「逮捕されても愛のムチなどと開き直る」など、今回の事件と似たような事件は過去にも多く発覚しています。おかやま山陽高校の「全裸ランニング」事件や、愛媛県四国中央市のスポーツ少年団元監督・尾崎靖雄の事件など、近年に起こった類似事件をいくつも思い出してしまいました。今回の事件でも、またこの手の事件が起こったのかと、激しい憤りを感じます。
 この事件に関しても全容を徹底的に解明し、被害者のケア・事件の再発防止策・小原への厳しい刑事処分といったことが求められることはいうまでもありません。また同時に、競技種目・地域・校種の別なくこの手の事件を再び起こさせないようにしていかなければなりません。

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