「君が代」不起立で停職3ヶ月の処分を取り消し判決:東京都

 2007年3月の卒業式で君が代斉唱時に起立しなかったことを理由に処分を受けたとして、東京都立特別支援学校元教諭の女性(64)が処分取り消しを求めて訴えていた訴訟で、東京地裁は3月24日、停職3ヶ月の処分は重すぎるとして取り消しを命じる判決を出した。


 東京都教委は、過去にも処分を受けていたことなどを理由に停職処分と判断した。しかし判決では「積極的に式を妨害していないのに重すぎる」などと指摘した。
 判決は当然だといえる。「停職は重すぎる」として戒告などは認める従来判決の枠から出ていないことは残念ではあるが、それでも都教委が処分を違法としたことは当然である。
 一方で停職6ヶ月の懲戒処分を受けた別の女性教諭(63)については、請求を棄却した。このことは残念である。
◎君が代問題で1人の懲戒処分取り消し(日刊スポーツ 2014/3/25)