竹富町教科書問題、2014年度も東京書籍版使用へ

 政府が育鵬社版中学校公民教科書採択を押し付ける圧力をかけている沖縄県竹富町で、2014年度も従来通り、町教委が選定した東京書籍版の教科書を使用する方針を固めたことがわかった。


 この問題は、竹富町など近隣3自治体で構成する沖縄県八重山地区教科書採択協議会の一部役員が、役員を強引に入れ替えるなど正規の手続きを踏みにじる形で、現場からは採択の対象としてあがっていなかった育鵬社版中学校社会科公民的分野(主に3年生が使用)の教科書を答申したことに始まる。
 時系列的にみても、竹富町の対応には何の瑕疵もない。むしろ、手続きを踏みにじる形で育鵬社版教科書の採択を強行した、採択協議会の一部役員に混乱の原因があることになる。
 政府は竹富町の行為を一方的に違法と断じているが、本来なら竹富町の判断こそが重視されるべきものである。圧力に屈せず、子どもたちのためになる判断を貫く対応に敬意を表したい。
(参考)
◎竹富町 新年度も別教科書を継続へ(NHKニュース 2014/3/13)